ケルンといえば、世界遺産ケルン大聖堂ですよね。
こちらの記事では、ケルン大聖堂をいろいろな角度から楽しむ観光スポットをご紹介します。
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主要都市からケルンへのアクセスと所要時間
近郊都市からケルンのアクセスは以下の通りです。
DBのHPで詳細な経路案内を検索できます。
スマートフォンなら「DB Navigator」というアプリでも検索可能。
<<フランクフルトからケルン>>
経路:Frankfurt HbfからKöln hbfまでICEまたはICで直通
所要時間:ICEなら約1時間15分/ICなら約2時間20分
運行間隔:時間帯にもよるが1時間に1〜2本程度
運賃:ICEなら75,00 EUR (約9,600円)/ICなら49,00 EUR(約6,300円)
<<デュッセルドルフからケルン>>
経路:Düsseldorf HbfからKöln HbfまでICEまたはICで直通
所要時間:約20分(ICEもICも変わらないのでICEに乗ると損です!)
運行間隔:時間帯にもよるが1時間に5本程度
運賃:ICなら13,00 EUR (約1,600円)/ICEなら18,00 EUR (約2,300円)
<<ヴュルツブルクからケルン>>
経路:(例)Würzburg HbfからKöln HbfまでICで直通
所要時間:約3時間40分
運行間隔:1時間に1~2本程度
運賃:73,00 EUR (約9,500円)
<<ベルリンからケルン>>
経路:Berlin hbfからKöln HbfまでICEで直通
所要時間:約4時間20分
運行間隔:1時間に1本程度
運賃:122,00 EUR (約16,000円)
ケルンの観光スポットとまわり方
ケルン大聖堂はケルン中央駅(ケルンhbf)を出てすぐ目の前にそびえ立っているので迷う心配はありません。
ケルン大聖堂を中心に主要スポットを回るなら半日でok。
見どころは都市部にかたまっているので徒歩のみで回ることができます。
ケルン大聖堂では夜になるとライトアップやプロジェクションマッピングが開催されるので、夜のケルンもおすすめです。
また、ケルンと言えばケルシュビール。
スッキリとしていて飲みやすいのでビールがあまり得意でない方にもおすすめです。
世界遺産!ケルン大聖堂(Kölner Dom)
ケルンに着いたら、まずはやっぱりケルン大聖堂でしょう!
写真におさめるのがやっとの大きな大聖堂は迫力満点。
さすが世界遺産だなと感じました。
石造りのきめ細かい彫刻が細部にまで施され、鳥肌がたつほどの感動です。
360度どこからでも近付けるのでまずはその大きさと繊細な彫刻に圧倒されます。
下の写真は正面入り口。入り口を取り囲むように聖人像が立ち並びます。
入っていいのかおどおどしてしまいました笑
中に入ると、とても高い天井と重厚な石造り、荘厳な雰囲気に言葉を失います。
ステンドグラスもとっても素敵。
この日はミサが行われており、奥まで入ることはできませんでしたが、
パイプオルガンの生の音や聖歌隊の声が聞けたので良かったです。
ひつじさん、感動のあまり泣きそうでした。
本物の神聖さを感じることができます。
日本では絶対にできない体験です。
歴史を感じるこの世界遺産の大聖堂が現役で使われているんだなあと、感慨深いものがありました。
ちなみに、ミサ等で奥まで入れない時間帯は事前にケルン大聖堂のHPで調べておくこともできます。
上の図はHPのスクリーンショットです。
緑色になっている時間は基本閉館(ツアーのみ入館可)、
赤色になっている時間は全面見学可、
半分が緑、半分が赤色になっている時間は一部見学可(私が行った時間はこれでした)です。
話がそれていましましたが、ケルン大聖堂内部のレポートに戻ります。
下の写真は献金+キャンドルの場所。こちらも神聖な雰囲気です。
聖人のモニュメントの前に献金箱とキャンドルが置かれており、
信者はお金を献金箱に入れてキャンドルをとり、火を灯すことができます。
下の写真はミサの様子です。斜め後ろから撮ったので祭壇までは見えませんが・・・
雰囲気が少しでも伝われば幸いです。
石造りの聖堂に高い天井、ステンドグラス、繊細な彫刻・・・どこをとっても見とれてしまうケルン大聖堂でした。
本当に圧巻なのでドイツ観光では是非オススメしたい観光名所です。
Information
HP: https://www.koelner-dom.de/home/
開館時間:6:00 – 19:30 (11月- 4月)
6:00 – 9:00 (5月- 10月)
入館料:無料
アクセス:ケルンhbfを出て左手目の前。
ケルン大聖堂 宝物館 (Domschatzkammer)
宝物館では、黄金に輝く聖杯や宝剣といった祭事に使用された道具や聖遺品の展示を見学することができます。
ケルン大聖堂の石造りの地下室をそのまま使用して展示場となっているので、入るだけでも貴重な経験になります。
間接照明のみで明かりをとった空間に
忽然と輝く神聖な品々には見入ってしまうこと間違いなし。
本物の聖遺品には畏れと、怖いくらいの神秘的なパワーを感じました。
どんなミュージアムよりも印象に残る展示場でした。
ケルンの地下室にある宝物館、是非立ち寄ってみてはいかがでしょう。
ただ、入り口がとても分かりにくいのでご注意ください。
ケルン中央駅に面している側に建つ、「schatzkammer」と書かれた金色の看板が目印(下の写真)です。
金色の看板の左奥に入り口があります。
また、手荷物は全て備え付けのコインロッカーに収納してから観覧しなくてはいけないため、
入館料とは別途コインロッカーのデポジット1EURコインが必要です。
Information
HP: https://www.koelner-dom.de/rundgang/domschatzkammer/
開館時間:10:00-18:00
入館料:6.00 EUR
アクセス:ケルンhbfを出て左手目の前
ホーエンツォレルン橋 (Hohenzollernbrücke)
ホーエンツォレルン橋は、ケルン大聖堂の目の前からライン川に架かる橋です。
橋を渡りきって反対側を見れば、川と橋の先にケルン大聖堂が見えるフォトスポット。
絵葉書のようなフォトジェニックな景色を楽しめます。
橋は、歩行者と電車専用になっており、歩行者用通路と線路を隔てるフェンスには、南京錠がびっしり。
「愛の南京錠」と呼ばれ、ここを訪れたカップルたちが永遠の愛を誓って南京錠をフェンスに掛け、鍵を川に投げ入れたそうです。
あまりの多さにロマンチックを通り越してちょっと恐怖したひつじさんでした笑
この日は晴れていたので橋の上から眺めるライン川も良い感じでした。
のびのびと、良いお散歩になります。
Information
アクセス:ケルンhbfから徒歩約5分
ケルン・トライアングル・パノラマ(KölnTriangle)
ケルン大聖堂やホーエンツォレルン橋を含むケルン市街地を見下ろすことができるのがこちら。
ちょうどホーエンツォレルン橋を渡り終えたところにあるので効率よく観光ルートに入れられます。
上の写真はケルン大聖堂側から見たホーエンツォレルン橋越しのトライアングル・パノラマ。
橋の先の円柱状の建物です。
上の写真が入り口です。入るとすぐチケット売り場があります。
慣れた様子のお兄さんからチケットを購入し、エレベーターで屋上まで上がります。
屋上からの景色が下の写真です!
ライン川に架かるホーエンツォレルン橋、その先にそびえ立つケルン大聖堂まできれいに写真に収めることができます。
他に高い建物がない(建築法があるようです)ので、引き立っています。
また、屋上からは360度ケルンの街並みを見渡すことができます。
Information
アクセス:ケルンhbfから徒歩15分程度
ケルシュビールを飲むならここ! ブラウハウス・ジオン(Brauhaus Sion)
ブラウハウス・ジオンは、ガイドブックにも載る有名店なだけあり、いつも混雑気味です。
ひつりんは平日のお昼に行ったのでまあまあ空いていましたが、それでもマダムたちがビール片手に井戸端会議していたりと賑やかでした。
ドイツのビアホールの雰囲気を楽しめると思いますよ^^
ブラウハウス・ジオンは、お料理がとても美味しいのでおすすめです。
上の写真はSion Sudpfannenputzerというメニューで、13.90 EURでした。
パリッとした焼きたてのソーセージ(Bratwrust)に、キャベツのクリームソース和えみたいなものとジャーマンポテトがついてきます。
どれもとってもおいしく、日本人の味覚にも合っていると思います。
とくにここのソーセージが香ばしくてジューシーで本当においしかったです。
そして、ケルンに来たら、ケルシュビールを嗜みましょう!
ケルシュビールはすっきりとしていてビールが苦手な方でも飲みやすいと思います。
ひつじさんも日本ではほとんどビールを飲みませんがケルシュビールは飲めました。
ケルシュビールは他のビールとはいろいろと異なっている点があるのでここで予習しておきましょう。
ケルシュビールを飲む時の注意点
①グラス
ケルシュビールは細い円柱形のグラスでサーブされます。
容量は200mL程度と少なめで、グラス自体も軽いのでちょっと腕をぶつけただけで倒れやすいです。
気をつけましょう。
②わんこ式
アルコールに限らず、飲み物をオーダーするときは1杯ずつオーダーしますよね。
ケルシュビールは異なるんです。
ビールが減ってきたタイミングを見計らって、なくなったころに店員さんがケルシュビールの注がれた新しいグラスを持ってきます。
まさにわんこそばのように、たくさんのビールをもったウェイターさんが歩きまわってビールを置いていくのです。
下の写真のように、コースターをグラスの上に置くことが「もういらないよ」という合図になります。
これをやっておかないと永遠に持ってきますよ!笑
Information
HP: https://www.brauhaus-sion.de/de/
営業時間:日-木: 11:30 – 0:00
金, 土: 11:30 – 1:00
予算:一人あたり25.00 EURくらい
アクセス:ケルンhbfから徒歩約5分
ケルンの宿泊先:イビス・ケルン・アム・ドム(Ibis Köln Am Dom)
イビス・ケルン・アム・ドムはケルンhbf構内から直結なので非常に使いやすかったです。
フロントの接客があまり良くなかったのですが、設備としては最低限のものがそろっています。
清潔感もあり、とても居心地の良いホテルでした。
下の写真は廊下の様子です。
狭めな感じは否めませんが、内装はモダンな感じできれいでした。
お部屋はこんな感じ。シンプルです。
ちょっと狭いですが、シャワーを浴びて睡眠を取り、旅の疲れをとるには十分だと思います。
泊まってみて独断で評価したらこんな感じ。
アクセス | |
清潔感 | |
アメニティ | |
湿度 | |
コスパ | |
音漏れ | |
空調、匂い | |
フロントの態度 |
イビス・ケルン・アム・ドムにあるもの、ないものリストはこちら。
ある:○/ない:× | |
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ | × |
歯ブラシ、歯磨き粉 | × |
パジャマ | × |
バスタオル、フェイスタオル | ○ |
ドライヤー | ○ |
無料Wi-fi | ○ |
飲料水 | ×(フロントで販売) |
Information
HP: http://ibis-hotel-koln-am-dom.colognehotel.net/en/
予算:ダブルルーム一泊一室約15,000円くらい
アクセス:ケルンhbf構内から直結。
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