フュッセン(Füssen)のおすすめの観光スポット紹介！

ノイシュバンシュタイン城へアクセスするときのスタートの街、フュッセン。
ロマンティック街道の終点の街としても有名です。
人気のノイシュバンシュタイン城の方にばかり目が行きがちですが、フュッセンは優雅で可愛らしい小さな町です。
ノイシュバンシュタイン城だけを見て帰るなんてもったいない！
すぐお隣はオーストリアのフュッセンは、静かでゆったりとした時が流れています。

この記事では、そんなフュッセンの見どころをたっぷりとご紹介します。
小さな町なので、半日はノイシュバンシュタイン城周辺の観光、半日はフュッセン散歩にするのがおすすめです。
パステルカラー美しいの街並みは歩くだけだけで幸せな気分にさせてくれますよ。

主要都市からフュッセンへのアクセスと所要時間

近郊都市からフュッセンのアクセスは以下の通りです。
DBのHPで詳細な経路案内を検索できます。
スマートフォンなら「DB Navigator」というアプリでも検索可能。

<<フランクフルトからフュッセン>>
経路：Frankfurt Hbfか Füssen hbfまでICE/RBで、途中Augsburgで乗り換え
所要時間：約5時間
運行間隔：時間帯にもよるが30分に1本程度
運賃：70.00 EUR(約8,700円)くらい。経路によって幅あり。

<<ミュンヘンからフュッセン>>
経路：München  HbfからKöln HbfまでRBで直通
所要時間：約2時間
運行間隔：時間帯にもよるが1時間に１本程度
運賃：23.00 EUR (約2,800円）

フュッセンの観光スポットと周り方

フュッセンはコンパクトな街に見どころが詰まっているので徒歩のみ、半日で回り切ることができます。
これからご紹介する観光スポットをめぐるのも良いですが、やはりフュッセンではお散歩を楽しみましょう！
パステルカラーの色とりどりの家や、だまし絵が描かれた壁が至るところで目に入る街並みが面白いです。
自然に囲まれているので空気もフレッシュです。

後述しますがホテルはフュッセンhbf駅前近くで予約すれば街へも徒歩でアクセスでき、
ノイシュバンシュタイン城行きのバス停もすぐ近いので便利です。

ライヒェン通り（Reichenstraße）

フッセンの目抜き通り、ライヒェン通りは、色とりどりのパステルカラーの家が立ち並ぶ見ているだけで楽しい通りです。
通りにはおみやげ屋、雑貨屋、薬局、レストランなど様々な店が立ち並びます。
通りを見ながらゆったり歩いたり、途中の雑貨屋さんに立ち寄ってみるのも良いですね。

駅からも近く、フュッセン観光ではまず初めに訪れるところになるかと思います。

私はぶらりと立ち寄った雑貨屋さんでかわいいひつじのぬいぐるみと運命の出会いをしてしまい、
日本に連れて帰ってきました笑

優しいおばあさんが店主で、ひつじのぬいぐるみをレジに持って行くと
にっこり笑って「元気でね、大切にしてもらうんだよ」とばかりにひつじを撫でてから袋にいれてくれました。
ほっこりエピソードです。

また、私が行ったときには60代くらいのダンディな男性が路上で、バイオリンでパッヘルベルのカノンを弾いていました。
バイオリンの上品な音色が街にもよくマッチしていてそれはそれは素敵でした。
初めはBGMでも流れているのかと思って歩いていたのですが、
バイオリンを実際に弾いている男性の姿を見て生演奏だったとわかったときは感動でした！

ライヒェン通りは歩行者天国になっているので車の音もなく、
道の真ん中をゆったり歩けるのも魅力です！

フュッセン市立博物館(Museum der Stadt Füssen)

もともとは修道院ですが、博物館や市役所等として機能しています。
中庭から入るといきなりだまし絵の入り口がお出迎え。

柱や窓がだまし絵になっている面白い外観です。
近づくとだまし絵ということが分かります。

バルコニーまでだまし絵でした！
精巧でダイナミックなだまし絵は見ていて面白いです。

中に入ると、バイエルン州で最も古い「死の舞踏」の絵画等を見ることができる博物館になっているそうです。
私は時間の関係で中の見学はできませんでしたが、お時間のある方は是非立ち寄ってみてはいかがでしょう。

ロマンティック街道の終点

フュッセンには「ロマンティック街道の終点」と描かれた門があります。
この門はあくまで「ロマンティック街道の終点」と描かれているだけで門自体通ることはできないのですが、
ロマンティック街道の終点まで来た記念に写真におさめておいてはいかがでしょう。

ただし、民家や修道院の合間にあり場所が大変わかりにくいです。
私もうろうろと迷いながら、「本当にこっちで良いのか？」と不安になりながら探しました。
静かな場所なのでわいわい騒ぎながら行くのは厳禁かもしれません。

高台にあるので景色もきれいでした。
ただ、民家と民家の間といった場所なのであくまで騒ぎ過ぎないように。

肝心の行き方を簡単にご紹介します。
まず、ライヒェン通りを道なりに進み、突き当りを左方向に進むと下の写真の精霊シュピタール教会が見えてきます。
レンガ色の壁に緻密な絵が描かれた外観が特徴です。

その右脇を通るとレヒ川が見えてきます。エメラルド色の川です。
川に突き当たったら左に曲がります。

レヒ川沿いを歩いて行くと、左側に小道があるので小道入ります。
小道に入ってすぐ、右側を見るとこんな道があり、その先左に続く階段が見えます。

歩いていいのか迷うところですが、大丈夫。
この階段を登っていきます。

登った先右手奥に門があります！頑張って見つけてみてください！

ホーエス城(Hohes Schloss）

フュッセンの丘の上に建つ、ホーエス城は中庭のだまし絵で有名です。
どれが本物の窓なのか、訪れた人を惑わすトリックアートを楽しむことができます。
中庭への入場は無料なのも嬉しいところ。

丘の上にあるので息をきらしつつ歩いて行くと中庭にたどり続きます。
中庭には芝生が敷かれのんびりできるスペースになっています。

ホーエス城に接するかたちでHochreservoirという緑地もあります。
静かな緑地で遊歩道がついており、緑豊かな空気でリフレッシュできます。
木漏れ日が良い感じでした。
時間があればぶらりとしてみるのも良いと思います！

フュッセンのスーパーマーケット情報

駅前のリュイトポルトパークホテルの地下にNetto Marken-Discount Cityというスーパーがあります。
少々分かりにくいですが、品揃えはよく、飲料水等が安価に手に入るスーパーです。
ちなみにリュイトポルトパークホテルからは直結していないので注意。

フュッセンのおすすめホテル：リュイトポルトパークホテル(Luitpoldpark-Hotel)

リュイトポルトパークホテルは、フュッセンhbfの目の前にあるのでアクセス抜群。
高級ホテルで廊下から室内からレストランまで文句なしのホテルでした。

フュッセンhbfを出て左を見ると、HOTELと描かれた黄色の建物が見えます。
これがリュイトポルトパークホテル。とってもわかりやすいですよね！
いったんホテルから出る必要はありますが、上述のスーパーも同じ建物の地下に入っているので便利です。

お部屋はこんな感じ。赤を貴重としていてお洒落で素敵です。
そしてとにかく広々。天井も高く、のびのびできるホテルでした。

こちらのホテルではディナーもいただきましたがディナーも最高でした。

フュッセンの美しい街並みを楽しんだ後はおいしいディナーをいただき、セレブな内装のお部屋にお泊り。
贅沢な旅になります。

また、こちらのホテルは朝食バイキングつきでした。
朝食バイキングはチーズやハム、パンがとても充実していました。
ヨーロッパのホテルならではですが、大きなチーズの塊がどーんとおいてあり、「コスト大丈夫なのかしら・・・」と思ってしまうほど。

泊まってみて独断で評価するとしたらこんな感じ。

リュイトポルトパークホテルにあるもの、ないものリストはこちら。