ヴュルツブルク(Würzburg)のおすすめの観光スポット紹介!

ドイツ観光スポット

ロマンティック街道の起点、ヴュルツブルクは歴史も古く見どころがたくさん。
街全体がテーマパークのようです。
街自体は小さいので徒歩のみで回ることができます。
中世の面影を残す素敵な街並みを眺めながら、非日常のお散歩を楽しめますよ。

また、ヴュルツブルクはフランケンワインが有名なので是非一杯いただきましょう!

この記事ではアクセスからおすすめ観光スポット、レストラン、宿泊施設まで、ヴュルツブルクの情報をまとめたいと思います。

Contents

主要都市からヴュルツブルクへのアクセスと所要時間

近郊都市からヴュルツブルクへのアクセスは以下の通りです。
DBのHPで詳細な経路案内を検索できます。
スマートフォンなら「DB Navigator」というアプリでも検索可能。

<<フランクフルトからヴュルツブルク>>
経路:Frankfurt HbfからWürzburg HbfまでICEで直通
所要時間:約1時間10分
運行間隔:時間帯にもよるが1時間に1〜2本程度
運賃:39,00 EUR (約5000円)

<<ミュンヘンからヴュルツブルク>>
経路:München HbfからWürzburg HbfまでICEで直通
所要時間:約2時間5分
運行間隔:時間帯にもよるが30分に1本程度
運賃:77,50 EUR (約10,000円) , 時間指定のチケットは47,90EUR(約6,000円)

<<ローテンブルクからヴュルツブルク>>
経路:Rothenburg ob der TauberからWürzburg HbfまでRBで乗り換え1回
所要時間:約1時間
運行間隔:1時間に1本程度
運賃:15,70 EUR (約2,000円)

<<ニュルンベルグからヴュルツブルク>>
経路:Nürnberg HbfからWürzburg HbfまでICEで直通
所要時間:約50分
運行間隔:30分に1本程度
運賃:31,00 EUR (約4,000円)

ヴュルツブルクの観光スポットとまわり方

上述した通り、ヴュルツブルクは小さな街に見所が凝縮されているので移動は徒歩で十分です。
街並みが素敵なので楽しくお散歩できます。

主要な見所であるレジデンツマリエンブルク要塞は少し離れていますが、
レジデンツの前のバス停からマリエンブルク要塞の近くまで行けるバスが運行しています。
体力に自信がない方はバスに乗るという選択肢もありますね。

所要時間は、街全体を駆け足で回るなら半日
お店に寄り道しつつゆっくり回るなら1日みておきましょう。

それでは、ヴュルツブルクの見所をご紹介します。

レジデンツ(Würzburger Residenz)

世界遺産に登録されているヴェルツブルクのレジデンツは、18世紀の大司教の宮殿です。
1720年に建設が開始され、内装も含めると60年もの年月をかけて1780年に完成しました。

宮殿の内部はもちろん、併設されている豪華絢爛なホーフ教会洗練された美しいホーフ庭園も見どころ。

広大な敷地に圧倒されること間違いなしです。レジデンツ内部、教会と庭園を合わせて見学の所要時間は1時間くらい。

レジデンツの内部へは、正面中央の扉(噴水像の真後ろ)から入ります。
チケットを購入したら、まずはコインロッカーに荷物を預けなければいけないのですが、
デポジットとして1EUR必要なのでコインを用意しておきましょう。

内部の写真撮影はNGだったので、残念ながらこちらには載せられないためHPの写真を引用しておきます。

引用:http://www.residenz-wuerzburg.de/englisch/residenz/index.htm

豪華絢爛なたくさんの部屋にも圧倒されますが、
ヴュルツベルクのレジデンツはなんといっても階段の間が有名です。

入場したらはじめに上る広間中央の大きな階段があるのですが、そこの天井に描かれたフレスコ画が見事なんです。
世界で一番大きなフレスコ画なのだとか。これは必見です。
写真には残せないので目に焼き付けて帰りましょう。
豪華な装飾に囲まれた大きな階段を上ると貴族になったような特別な気分を味わえます。

レジデンツに併設されたホーフ教会(Hofkirche)へは、
レジデンツ正面に向かって右手の扉から入ります。

少し分かりにくいですが、上の写真の扉を入り、
インフォメーションセンターとおみやげ屋さんを兼ねた小さな部屋にある古びた重厚な扉を開けると、
ホーフ教会となっています。


引用:http://www.residenz-wuerzburg.de/deutsch/residenz/hofkirch.htm

ホーフ教会はとにかく豪華絢爛
大理石の柱に、細やかな彫刻、天井画。
随所に金色の装飾がほどこされきらびやかです。
教会内はしーんとしていますがなんとも言えない荘厳な雰囲気にただただ圧倒されます。

ホーフ庭園(Hofgarten)は、ホーフ教会のすぐ裏側、レジデンツ正面に向かって右手側から回り込んだ側面側にあります。
きれいに手入れされた花々と芝生、しずかな噴水、そして背景にレジデンツのある風景はフォトジェニック。
見事な円錐形に手入れされたイチイの木は噴水を囲むように植えられており、ここの名物なのだとか。

よくみると木の下に幹と一体化しているかのような彫刻が。
凝っていますね。
この木が噴水を囲んで6本並んでいます。
ファンタジーな世界です。

さらにレジデンツの裏側にまわると、広大な庭園があります。
一回りするだけで疲れてしまいそうな広さですが、
美しい景色を見ながらの散歩は疲れを感じませんでした。

Information
HPhttp://www.residenz-wuerzburg.de/englisch/residenz/index.htm
入館料:7.5 EUR (ホーフ教会、ホーフ庭園は無料で入れます)
開館時間:4-10月:9:00-18:00(最終入場17:30)/11-3月:10:00-16:30 (最終入場16:00)
アクセス:ヴュルツブルクhbfから徒歩15分

マリエンブルク要塞(Festung Marienberg)

マリエンブルク要塞は、ヴュルツブルクhbf(中央駅)やレジデンツとはマイン川を挟んで反対側にあります。
丘の上にありヴュルツブルク市街地の至るところから見ることができる立派な要塞です。

アルテマイン橋を渡ってからマリエンブルク要塞までは急な上り坂となっているので、歩きやすい靴で行きましょう。
下の写真はマリエンブルク要塞に続く丘を登っている途中です。
急な斜面がお分かりいただけるでしょうか?

坂道を上りきってトンネルを抜けると壮大なマリエンブルク要塞が見えてきます。

ちなみに、レジデンツ〜マリエンブルク要塞間の移動はアルテマイン橋も見どころですし徒歩をおすすめしますが、
体力に自身がない方はバスが出ています。
レジデンツ広場のバス停(下の写真、始発)から9番のバスにのって終点Festung (Schönborntor)(要塞(シェーンボルン門))まで行けば、
16分程度でマリエンブルク要塞の入り口に到着です。

マリエンブルク要塞の歴史は古く、704年にまで遡ります。
ルネッサンス時代、バロック時代に改築が繰り返され今の姿となっています。

内部は博物館になっているのみですが、
外堀の方からは歴史の古い建物を多くもつヴュルツブルクの市街地を一望できます。

オレンジの屋根の中に教会が点在する景色はとても素敵です。
個人的にはローテンブルク、ケルンでの高所からの景色と比較して一番の眺望でした。
こんな童話みたいな景色が実在するんだなあと感動しました。

Information
HP: https://www.schloesser.bayern.de/deutsch/schloss/objekte/wu_fest.htm
入場料:無料
アクセス:レジデンツからは徒歩15分、ヴュルツブルクhbfからは徒歩35分。
上述の通り、バス利用の場合はレジデンツ広場から9番のバスで16分。運行間隔は1時間に2本。

アルテマイン橋(Alte Mainbrücke)

レジデンツ方面とマリエンブルク方面はマイン川で隔てられています。
これらを移動するのに欠かせないのがアルテマイン橋。

橋の両脇には聖人像が並んでいるのが特徴です。

アルテマイン橋は市街地から続く石畳の素敵な橋で、
橋からはキラキラと光るマイン川の向こうにマリエンブルク要塞が見えます

ロマンティック街道の起点にふさわしい、ロマンティックな橋です。
私はルンルンしながら渡っていました笑

さらに、アルテマイン橋のレジデンツ側の麓にあるレストラン、
Alte Mainmühle Würzburg(アルテ・マインミューレ) に隣接したBrückenschoppenでは、
ケータリングできるグラスワインを窓から販売しており、橋の上でフランケンワインを楽しむことができるのです!

ワインの種類は5品種ほどありましたが、
ドイツ語も品種のこともわからない私は、前のマダムの真似をして「Silvaner」を頼みました。
ワイン自体もとても美味しかったですし、美しい景色を眺めながら橋の上で飲むワインはもう最高でした

1グラス250mLなみなみと注がれて4.00EURです。
ワイン樽から突き出た蛇口から豪快に注がれるのが印象的でした。
また、グラスのデポジットがたしか10.00EURくらいでした。
グラスを割ったりせずきちんと返却すれば戻ってきます。

橋の上で景色と美味しいワインに酔いしれるなんて素晴らしいひとときですよ!

Information (Brückenschoppen)
HP:アルテ・マインミューレはhttp://www.alte-mainmuehle.de/index.html
BrückenschoppenはHPをもたないがhttps://wuerzburgwiki.de/wiki/Br%C3%BCckenschoppenに詳細あり。
営業時間:22:30まで。グラスは23:00までに返却。
予算:4.00-4.50 EUR
アクセス:アルテマイン橋のレジデンツ側麓。マリエンブルク要塞から徒歩8分程度。ヴュルツブルクhbfからは徒歩10分程度。

ノイミュンスター教会(Neumünster Collegiate church)

街にとけ込むように建つノイミュンスター教会は11世紀に建てられた教会です。
赤い外見とは打って変わって真っ白な内装が印象的。

天井には華麗なフラスコ画があります。
こちらの教会は撮影ok
首が痛くなるくらいずーっと眺めていたくなる素敵なフラスコ画でした。

いったん外に出て、裏側の通りに入るとノイミュンスター教会の中庭に入ることもできます。
静かで風情がありながら厳粛な感じのする場所でした。

Information
HP:https://www.neumuenster-wuerzburg.de/
開館時間:日曜日と祝日は7:00-18:00/それ以外は6:00-18:00
入館料:無料
アクセス:ヴュルツブルクhbfからは徒歩15分程度。レジデンツからは徒歩10分程度。

マルクト広場 (Marktplatz)

聖マリア礼拝堂(Marienkapelle)が面するマルクト広場では、
小さな市場やソーセージスタンドを楽しむことができます。

市場には色とりどりの野菜や果物が並べられ、それだけでお洒落感。
地元のお客さんが品定めしていました。
平和な光景です。

こちらはソーセージスタンド。
目の前で焼いているソーセージからひとつ注文するとパンと一緒に手渡してくれます。
ちなみにメニューはこんな感じ。

・・・ドイツ語がわからない私にはさっぱりです^^;
そんなときは指差しでthat one!と言っておけばok笑
ドイツのソーセージにハズレはないです。
小腹が空いたらおいしいソーセージとパンをいただきましょう!

Information

アクセス:ヴュルツブルクhbfからは徒歩12分程度

朝食におすすめ! Kiliansbäck

チェーンのベーカリーKiliansbäckは、ヴュルツブルクにはなんと14店舗もあります。
Bがプレッツェル形になったロゴがかわいらしいです。
リーズナブルでおいしいパンやプレッツェルをいただくことができる
カフェのようなファストフードのようなパン屋さんです。

おすすめはプレッツェル。
本場のプレッツェルはもっちりしていてとても美味しいです。
日本で口にするプレッツェルといえばパサパサしている気がするのですが、
本場で食べると違う食べ物なんじゃないかというくらいプレッツェルのイメージが覆りました。
その他にも、ハードパンのサンドイッチ(日本でサンドイッチといえば食パンですが食パンはドイツでは見かけません)も美味しいです。

Information
HP: http://www.kiliansbaeck.de/
営業時間:店舗によって異なるがだいたいの目安は日曜日は13:00-17:00, それ以外の日は8:00-18:00
予算:1.50 EUR〜
アクセス:駅から最も近い店舗はヴュルツブルクHbfから徒歩3分

ヴュルツブルクでおすすめのレストラン:ラーツケラー(Würzburger Ratskeller)

ディナーにおすすめなのはヴュルツブルクの市庁舎の地下にあるラーツケラー(Würzburger Ratskeller)。
素敵な空間でおいしい地元料理をいただくことができます。

手前はRatskellerpfanneというメニューで、19.80EUR。
ポークステーキにきのこのホワイトソースがかかった料理
付け合せにパスタとサラダがついていました。
きのこの風味が効いたホワイトソースとポークがよくマッチしてとても美味でした。

こちらはRatsherrensteakというメニュー。16,50EURでした。
ポークステーキの上にオニオンフライがのっており、ポテトとサラダがついてきました。
ボリュームたっぷりですが、意外とぺろりと食べてしまいました。
「肉を食べてる」感を感じることができ大満足の逸品でした。

Information
HP: http://www.wuerzburger-ratskeller.de/
営業時間:11:00-22:00 (L.O. 21:40)
予算:20.00-30.00 EUR
アクセス:ヴュルツブルク市庁舎(Stadt Würzburg)の地下。地上入り口から入る。ヴュルツブルクhbfからは徒歩15分

ヴュルツブルクのスーパーマーケット情報

飲料水などはスーパーで買うと安いです。
ここでご紹介するのはkupsch-Markt Lukschというお店です。
Kupschと書かれた大きな赤い看板が目印。
品揃えはなかなかよく、お値段も比較的リーズナブルで、地元のお客さんで繁盛していました。
アルテマイン橋からレジデンツ側へまっすぐ歩いたところにあります。
海外旅行ではその土地のスーパーに立ち寄ってみるのも楽しみの一つですよね。

Information
HPhttps://www.kupsch-markt-luksch.de/
営業時間:7:00-20:00 (日曜日はお休み)
アクセス:ヴュルツブルクhbfからは徒歩15分程度。

ヴュルツブルクのホテル情報:マリティムホテル(Maritim Hotel Würzburg)

ここでご紹介するのはヴュルツブルクhbfから徒歩10分ほどのマリティムホテル。
重い荷物をもっていると駅から少し遠く感じるかもしれませんが、
駅からホテルまでは公園の遊歩道を歩けるので悪くないですよ。
むしろ、ヴュルツブルクの街を観光するなら駅からよりも市街地に近いので便利だと思います。
マリティムホテルは高級ホテルなのでホテル内では快適に過ごすことができます。

お部屋はこんな感じ。普通のホテルです。

清潔感があり過ごしやすいです。
朝8:00くらいにお掃除のおばさんが入ってきそうになったので、
朝は部屋を出るまでDon’t disturbのタグをドアノブにつけておきましょう

バスタブはついていませんが、シャワーはスイッチがタッチパネル式で、
自分で調節しなくても自動的に程よい温度(41~42度くらい)で出てくるので使いやすかったです。

泊まってみて独断で評価するとしたらこんな感じ。

アクセス
清潔感
アメニティ
湿度
コスパ
音漏れ
空調、匂い
フロントの態度

マリティムホテルにあるもの、ないものリストはこちら。

ある:○/ない:×
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ
歯ブラシ、歯磨き粉 ×
パジャマ ×
バスタオル、フェイスタオル
ドライヤー
無料Wi-fi
飲料水 ○(有料)

その他、ランドリーサービスがありましたが
靴下1組1.90 EUR(約250円), Tシャツ1着4.90 EUR (約630円)と少しお高めかもしれません。

Information
HP: https://www.maritim.de/de/hotels/deutschland/hotel-wuerzburg/anfahrt
宿泊費:時期にもよるが、目安としてはダブルルーム一室約13,000円
アクセス:ヴュルツブルクhbfから徒歩10分

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